BOOK CLUB AWARD?

第3回は課題本部門「旅をする木」スゴ本部門「自省録」に決定!


「本を買って読む」本好き、読書好きにとって、このシンプルな行為は普遍的な楽しみを伴うものだと思います。しかしながら一方で馴染みの書店が次々になくなり、必然的にインターネット上でレビューやオススメを頼りに「効率良く」クリックせざるを得ない機会が増えることで、実店舗で購入することの方が最早「非日常」になりつつある現在。かえって新しい本との「偶然の出会い」に関しては圧倒的に不足し始めていると思われます。

 

「BOOK CLUB AWARD」は、そうした社会課題とも言える現状に対して「出版社」や「書店」といった供給側の立場からではなく、あくまで「読書する側」中でも全国各地で様々な形式や規模で「読書会を主宰している人たち」が中心になって毎年年1回。ジャンルや発刊年に制約を一切設けず、課題本やスゴ本といった「オススメ本」を選考会で決定、発表する「読書会主宰者たちによる文学賞」です。

 

その事で本好き、読書好きの人にとっては新しい本との「偶然の出会い」を提供すると共に、読書文化を盛り上げている読書会主宰者たちの「認知度向上」や「相互交流の機会」実現を目指していきます。


具体的には?

具体的には、毎年1回「読書会主宰者たち」の立場からの課題本やスゴ本における「オススメ本」候補を推薦・提案、選考会を経て、その年の「BOOK CLUB AWARD」として発表します。また、その過程で本好き、読書好きの人たちが実際に交流する機会もゆるやかに実現していきます。


第3回「BOOK CLUB AWARD」開催スケジュール

2020年11月1日〜11月末

第3回「BOOK CLUB AWARD」参加団体募集期間

 

2020年12月1日〜1月末

参加団体によるオンライン選考会を経て、発表


ペスト

当読書会としては、今年はコロナ禍でここまで再注目されるとは!との驚きも込めて、カミュのペストを推薦させていただきます。また読書の入り口として、この本からカフカやサルトルへと補助線を引けるのも良い感じだと思うのです。

byKENKADOU511



👑旅をする木

2020年5月10日、ネット配信形式の読書会『ふっかつラジオ』課題本。作家の竹内真さんが考案した、作中の好きな文章で遊ぶ読書ゲーム『フラグフレーズ』で盛り上がりました。アラスカの雄大な自然に、筆者の感性が呼応して生まれた言葉たちは、ノートに書き記しておきたくなります。

byBook Fair読書会




ザリガニの鳴くところ

持ち寄り読書会でオススメ本として複数の(特に女性陣)が持ち寄る事の多かったザリガニの鳴くところを推薦します。ガールミーツボーイ?ミステリなど様々な要素が組み合わさっているのも魅力の一つなのかな?と思っています。

byKENKADOU511



ギリシャ語の時間

目が見えなくなりつつある男性、話すことができない女性。二人とも生きづらさを抱え、社会の中で傷つき生きています。その二人が衝突するように出会い互いに触れ合うまでの物語を、詩的で美しい文章で描いています。静かに心を震わせて、わずかながらも光を見せてくれる小説だと思います。今年は読書会はあまりしていないのですが、本好きな方たちと話をしている中で5名からこの小説の感想を伺い、世の中が暗く思えたときこそ身に沁みる小説だと思いました。

by羊をめぐるカフェ



世にも奇妙な君物語

 2020年11月7日、第26回Book Fair読書会にてヤマハさんが紹介。「シェアハウス」「ネットニュース」など、2010年代を象徴するテーマの短編集。某ミステリードラマ顔負けの、皮肉なオチがお見事。当日の朝まで、主催者がこの本を紹介するつもりでいた偶然も"奇妙"でした。会の前後で、参加者6人中4人が読了!

byBook Fair読書会



👑自省録

ぺらい芸人やチューバーの自伝や自己啓発読んで悦に浸る位なら、ローマの哲人皇帝の日記を読んで目を覚ましな!という謎テンションで『自省録』を猛烈にオススメします。意外に可愛くてきゅんきゅんしますし。

byKENKADOU511